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種子伝染性病害検査と種子除菌処理

 

 

種子伝染性病害検査と種子除菌処理


健全な種子の重要性
 農業経営を成功させる為には、汚染されていない種子を使用することが重要です。高品質で健全な種子は健全な作物生産へと導き、生産者の経済的な保証になりうります。また、一見問題なく見える種子や植物体でも、有害なウイルス、バクテリアやカビ等を保菌しているかもしれませんし、後に品質的に劣る性質を表すかもしれません。
このようなことから、種子が健全であるかどうかを見極めることは、種子会社にとっても、責任や評判、経済的安定性を保つために非常に重要なことです。
 オランダに拠点を置くNaktuinbouw Laboratories (NAKT)とインコテックは、協力関係を結び、世界中の種子生産者や種子会社に種子検査サービスをご提供させていただくこととなりました。


<選択培地でのカビの培養>

 
  インコテックは種子コーティングや種子技術のマーケットリーダーであり、オランダ、日本、アメリカ、ブラジル、インド、オーストラリアに生産拠点を、スペイン、イタリア、イスラエルそして、チリに営業所を構え、広く世界に種子加工技術を提供させて頂いております。これらの従来の加工技術に加えて、NAKTの種子検査サービスも併せてご提供させていただくことが可能となりました。インコテックはeXccitと呼ばれる種子除菌処理技術を従来から提供してまいりましたが、この技術とNAKTの検査技術を組み合わせることで、より付加価値の高いサービスがご提供できるようになりました。



< Naktuinbouw Laboratories (NAKT)>

Naktuinbouw(NAKT)とは
NAKTは、オランダの園芸植物に対する公的な品質検査機関で、オランダ国内そしてEUの規則に基づいた公的品質検査に対して責任ある立場にあります。それゆえ、NAKTは野菜種子品質検査の国際的リーダーであるといえます。インコテックとNAKTとの協力関係により、インコテックの世界中のお客様に対し、より多角的に改善されたサービスがご提供できるものと確信しております。


 様々な種子伝染性病害の分離と検出には、種子の健全度合いを評価するのに信頼性の高い試験方法を用いております。NAKTは、検査に対するご要望に十分お応えできる専門知識と設備を兼ね備え、従来からある技術と科学的先端技術の両方を組合わせることで、より幅広く対応できる体制を確立しております。
 オランダ Roelofarendsveenにある研究設備(写真上)では、ELIZAや電気泳動、蛍光抗体法(IF法)、培地を用いたバクテリアやカビ培養、また、PCR法のような分子生物学的手法など、病原菌検出に対する様々な標準的手法が用いられております。


<顕微鏡でのカビの同定>

<バクテリアのコロニ->
   
    インコテックがご提供するNAKT病害検定サービスは下記の通りとなっております。
Brassica
Xanthomonas campestris pv.campestris
Xanthomonas campestris pv armoraceae
Alternaria spp.
Carrot
Xanthomonas campestris pv.carotae
Alternaria dauci
Alternaria radicina
Celery
Septoria apiicola
Phoma apiicola
Cucubits
Cucumber mosaic virus
Cucumber green mottle mosaic virus
Fusarium oxysporum
Fusarium solani
Leek
Pseudomonas syringae pv. porri
Lettuce
Lettuce mosaic virus
Septoria spp.
Pepper
Xanthomonas campestris pv. vesicatoria
Tobamovirus
Tomato
Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis
Xanthomonas campestris pv. vesicatoria
Tobamovirus

 

 NAKTの研究開発チームは、大学や研究機関で開発された実用的な新しい試験・分析方法やを取り入れ、評価。適用を随時行っております。テストや分析の多くは、European and Mediterranean Plant Protection (EPPO)、International Seed Testing Association (ISTA)、International Seed Health Initiative (ISHI) により推奨されたものが用いられます。
 インコテックの専門技術者が、お客様との情報交換を密に行い、リクエストにお応えして参ります。


<蛍光抗体法(IF法)>

 インコテックは、種子伝染性病害に汚染されている種子の救済策として、eXccitと呼ばれる処理技術を有しております。種子伝染性病害に種子が汚染している場合、このeXccit処理により病原菌を減少させることが可能です。下表にある病原菌に汚染されている場合は、是非ともeXccit処理をお試しください。

作物
種子伝染性病害
インコテックの技術による
解決策
Brassica Xanthomonas campestris pv. campestris
Xanthomonas campestris pv armoraceae
eXccit Brassica
eXccit Brassica
Carrot Xanthomonas campestris pv.carotae eXccit Carrot
Leek Pseudomonas syringae pv. porri eXccit Leek
Pepper Xanthomonas campestris pv. vesicatoria eXccit Pepper
Tomato Clavibacter michiganensis subsp. michiganensis
Xanthomonas campestris pv. vesicatoria
eXccit Tomato


 eXccitは、ブラシカ種子のXanthomonas campestris pv. campestrisに特にターゲットをあてて開発された技術です。その後、Xanthomonas sppだけではなく、他の作物にも応用出来るよう、研究開発を続けてまいりました。
 もちろん、インコテックはすべての種子伝染性病害に対して解決策を提案できるわけではありません。しかし,なにかお困りの問題がございましたら、ぜひインコテックに相談してみてください。


eXccit(エキシット)プライミングに関する情報はこちらへ!          
News! インコテックとNaktuinbouw (NAKT) 種子検査での協力に合意